創刊号から一年を経て、
「隣町珈琲の本【mal”】02」が遂に4月27日(火)発売!
今回はテーマを「記憶の中の本と街」とし、
巻頭特集で名だたる文学者たちに愛された、東京大森の古本屋「山王書房」とその店主 関口良雄さんの名著『昔日の客』を取り上げさせていただきます。
現店主、関口直人さんと『昔日の客』を復刊されました夏葉社の島田潤一郞さん、隣町珈琲店主 平川克美との特別鼎談、また岡崎武志さんと荻原魚雷さんとの「古本と高円寺」についての対談、そして京都の「古書善行堂」山本善行さんにもご寄稿いただくなどとても充実した内容となっております。
また、内田樹さん、森本あんりさんのエッセイ、小田嶋隆さん、三砂ちづるさん、中田考さんの小説、佐々木幹郎さん、小池昌代さんの詩など錚々たる方々が今回も【mal”】02にご寄稿いただきました。
ぜひご期待ください!
※※※
隣町珈琲の本 「mal"02」
2021年4月27日(火)発売
判型:A5判 頁数:238ページ
定価:1,540円(1,400円+10%税)
ISBN:978-4-9911378-1-5
発行:合同会社 隣町珈琲
●巻頭特集
「記憶の中の本と街」
・グラビア・鼎談
関口直人・島田潤一郞・平川克美
大森・臼田坂下
古本屋『山王書房』主人 関口良雄随筆集
「昔日の客」が残したもの
・対談
岡崎武志・荻原魚雷
オカタケ&ギョライの「記憶の中の本と街」
安い古本と〝 高円寺 〞がオレたちの青春ダ‼
・エッセイ
山本善行
『『古書善行堂』は「街の灯」になれるのか』
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●エッセイ
内田樹
『自戒の仕掛け』
青木真兵
『無縁化していった記憶の風景と、幻想の「ちょうどよい有縁」の場』
菊地史彦
『父の書棚』
木下弦二
『はなすおんがく アキヒの日々 第2回』
●ルポタージュ
青野棗
『外国ルーツの人に訊く 食べたら元気になるごはん 第二回 乃毓さんの「三杯鶏」 』
●エッセイ
鶴澤寛也
『女流義太夫牛込日記 その二』
森本あんり
『にじみ出す言葉のアウラ 2「帰る」』
●詩
佐々木幹郎
『その男 ー 松本竣介のアトリエで』
小池昌代
『世界のかたすみの鮮魚店』
酒井丈
『鈍色の橋』
森慶彦
『跳躍』
平川克美
『記憶の降る町』
春日武彦
『極楽』
●小説
中山求仁子
『Nへ。』
小林大輝
『ぼっちゃんが鼠花火になってどっか行ってもうてん』
三砂ちづる
『名前』
中田考
〜『俺の妹がカリフなわけがない!』シリーズ〜
『婚姻届はサバンナの風に乗って』
阿部安治
『白神のブナの林で 』
鈴木是和
『ヘッドハンター』
小田嶋隆
『月日は百代の過客にして』
●エッセイ
古屋美登里
『翻訳の現場から ー だれが狼煙をあげたのか』