店主平川克美のサイン本を販売いたします。
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新刊「見えないものとの対話」が大好評!
大和書房のホームページで連載されたものを大幅に加筆・改筆し、単行本化の第一弾!
石原吉郎、黒田喜夫、鮎川信夫、吉本隆明、谷川俊太郎…。主として戦後詩人の詩作品を取り上げ、「言葉」にこだわりを持って論じる。
目次
見えるものと見えないもの―鍛えられた言葉
「切なさ」をめぐって―二十年後のシンクロニシティ
母なるものをめぐって―最も語りにくい話題について
沈黙と測り合えるほどの言葉―沈黙の語法
愚かであることを愛おしく思うということ―向田邦子に寄せて
生まれてから死ぬまでの時間―或る「自己責任」論
憎しみの場所、悔恨の時間―電車の中吊り広告を見て思うこと
聴きたい声がある―沈黙の言葉
愛国心と自我の欲求―国境を越えた文体
愚劣さに満ちた世界で、絶望を語る―言葉への懐疑
「言葉」が「祈り」になるとき―痛みの連祷
呟きと囁き―戦争前夜の静けさ
嘘―後ろめたさという制御装置
言葉の交換を放棄したもの―唄が火に包まれる
時代が人間を追い越す―時間と時代
言葉のあとさき―未生の言語
言葉は自らの不在を願っている―倫理あるいは愛
遺言執行人―死者の声を聴きながら
言葉の不思議な性格―あとがき